| Sports Nutrition |
Q&A ご質問にお答えします |
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● 胃腸が弱く、あまりたくさん食べることができません。
[質問] 胃腸に負担をかけずに必要な量を食べるにはどうしたらよいでしょうか?
[回答]
1人ひとり性格が違うように、胃や腸の働きにも個人差があります。
もともと食の細い人や、緊張しがちな人は試合が近づいてくると食欲が低下したり、おなかをこわしたりしがちです。食べることが試合でのパワー発揮の源になるのですから、なんとかして食事をとり、うまく消化・吸収しなくてはなりません。
消化・吸収というと胃や腸のことを思い浮かべますが、消化は食べものを「よく噛む」ことから始まります。
「胃の調子が悪い」と訴える人の中には、食事時間が非常に短い、早食いの人が少なくありません。
食事時間が短いということはよく噛んでいないということです。噛むということは食べものを細かく砕くだけでなく、唾液とまぜ
合わせることによって、唾液の中に含まれるアミラーゼという消化酵素による消化作用を進めるという働きをもっています。
時間をかけてよく噛むことは、胃に負担をかけないために大事なことです。
軟らかい食べものであっても、アミラーゼとよくまぜ合わせるためには、すぐに飲みこまず、よく噛んで食べることです。 また、料理法にも工夫の余地があります。生のものより加熱したもののほうが消化がよいのです。とくに野菜などは、よく煮込んで加熱したもののほうがたくさんの量を胃腸に負担をかけずにとることができます。
また、胃腸が弱っているときには、固形のものよりも、細かく刻む、裏ごしにかけるなど、ひと手間かけることによって、必要な量を摂取しやすいでしょう。油っこいもの、繊維の多いもの、冷たいものはひかえめにしなければなりません。
栄養学的に価値のある食べものであるということだけでは、よい食事にはなりません。食卓の雰囲気が食欲の決め手になります。
どんなに栄養学的に優れた食事であっても、コーチから叱られながら食べるのでは、胃腸の働きが低下して、食べたものを十分に消化・吸収することができません。
とくに連日長時間の激しいトレーニングを行なう合宿練習のときなどは、食事の時間を気分転換の時間と考えて、リラックスしながら食事を楽しむ雰囲気づくりが大切です。 |
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