炭水化物は重要なエネルギー源です。
カラダをスケールアップするにはにたんばく質が大切であり、そしてそのたんばく質が不足しがちであることは間違いのないことです。その意味から「たんばく質を増やす」ということは間違いではありませんが、だからといって炭水化物の摂取量を少なくしてもよいということにはなりません。
炭水化物は、人間にとっての主要なエネルギー源、つまり「車におけるガソリンにあたるもの。」ですから、たんばく質の摂取とは別に充分な量を摂る必要があります。炭水化物が充分満たされていない場合には、いくらからだをスケールアップしても燃料切れの車と同じような事態になり力を発揮できない重大な問題になってしまいます。さらに問題にしなければいけないことがあります。
炭水化物摂取が、筋肉増強に影響を与えるという点です。人間の体には、エネルギーとなる炭水化物が不足すると、筋肉を分解してエネルギー源にする働きがあります。体内の脂肪(体脂肪)だけがエネルギーとして使われればいいのですが、体脂肪だけでなく、筋肉も分解して利用されてしまうのです。
特に、トレーニング後の炭水化物補給は、筋肉づくりにとって重要なポイントといえます。トレーニング後は、エネルギー源となる炭水化物が不足するために、筋肉の分解が起きやすいのです。したがって、トレニング後は消化・吸収の速い炭水化物をできるだけはやく(15分から30分が勝負です。)摂取するとが、この筋肉分解の作用を抑えることになります。
ただし、トレーニング直後は通常の食事を摂ることは難しい状態と思います。
オレンジ・ジュースやレモンなどのクエン酸の含まれたものや炭水化物ドリンク(カーブスプラス)やゼリータイプのサプリメント、エネルギードリンク(ヴァーム)などで炭水化物を早急に摂取することがが簡単です。
また、トレーニング直後にはたんばく質もできるだけはやく摂取したほうがいいので、炭水化物とたんばく質(ホエイプロティン)が両方含まれているタイプのプロテインを牛乳に溶かして飲むとより効果的です。
炭水化物も、たんばく質も、脂肪も、それぞれ適切な量をしっかりと摂ることが大切です。この3つの栄養素は、総摂取カロリーのうちの60%(炭水化物)、20%(たんばく質)、20%(脂肪)の比率で摂るといいといわれています |