Sports Nutrition 超回復について
 筋力向上のために、もっとも大切な「超回復」
 ウェイトトレーニングでなぜ筋肉を大きく発達させられるのでしょうか?それは「超回復」があるからです。
 ウェートトレーニングあるいは運動そのものは、筋肉にストレスをかけ筋肉を破壊することです。これだけではただのカラダを破壊しただけでありトレーニングとはいえません。トレーニングする目的は筋力をアッ プさせることでありカラダを破壊することではないからです。
 例えばウエイトトレーニングをしたときのことを思い出してください。激しいウエイトトレーニングをした直後の筋力パワーは低下しているでしょう。なぜなら筋肉にストレスをかけたために疲労したからです。このときの筋肉は若干破壊されていて、ウエイトトレーニングをする前よりも弱くなってい ます。この時、人間の体は上手くできていて、環境に順応する能力があります。


縦軸は筋肉の状態で、横軸は時間の経過を表しています。
A: トレーニング開始 B: トレーニング終了
C: 超回復開始 D: 超回復終了
 右の図を参照してください。
@A〜Bはトレーニングで筋肉を疲れさせます。
Aその後、十分な栄養と休息を筋肉へ与えます。
BB〜Cは筋肉の疲労が回復してきた状態です。
CC〜Dはトレーニング前より筋肉が発達した状態。
 この状態を「超回復」といいます。
さらに、超回復の状態でトレーニングをすると、次の超回復ではさらに筋肉が発達します。この繰り返しで少しずつ筋肉が発達していきます。

 超回復時には蛋白質が体内で変化したアミノ酸を筋肉の修復物質として使われます。そのために筋肉を鍛えるためには蛋白質が重要になるわけです。ただし、B〜Cの期間は人によって、またトレーニング強度によって異なります。筋原線維が回復するためには、ざっと48時間程度の時間が必要になります。
 また、C〜Dの超回復の期間は3〜4日間なので、この期間にトレーニングを行わないと効果が上がりません。超回復の期間を過ぎてトレーニングすることを「アンダーワーク」といい、筋肉のパワーアップは見込めません。
 トレーニングの間隔が短すぎる場合はB〜Cの状態でトレーニングすることになり、筋肉が発達するどころか逆に筋肉パワーが低下していきます。これは「オーバーワーク」の状態で、筋肉が細くなってしまう状態になります。(ただし、高度なトレーニングをすることのできる選手の場合には「オーバーワーク」の状態が違います。)
 アンダーワークやオーバーワークを避けて筋肉を発達させるためには、以下のことが必要になります。
   1.計画的にトレーニングを行う。(最低1週間に2回以上のトレーニングを!)
   2.クールダウンは必ず実行すること。
   3.プロテインなどを利用し、タンパク質を体重1kgに対して2g以上摂取すること。
   4.トレーニングの内容を充実させ、短時間で終わることも大切です。
   5.栄養と休息が筋肉を発達させます。

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