最近のスポーツ競技会における予選の開始は、スポーツ人口の底辺拡大により参加者が増加し、大会の運営にも苦労があります。出場選手も早朝の予選に合わせて起床時間を4時あるいは5時に早めるようになってきました。そこで、こういった場合の食事についてかなりの配慮が必要となりますのでよく検討して実行していただきたい。
朝食は必ず食べなければ困ります。しかし、競技の開始3時間前には終わるようにする配慮が必要です。しかし、カラダにはリズムがあります。競技があるために突然に食事時間を早めた場合にはなかなかカラダが対応してくれません。こういった場合には、消化吸収の速い食品を中心に献立を考える必要があります。
でんぷん質(例えば、いも類など)のものや、ブロック型(ザバスやカロリーメイトなど)・・・・かさが小さく、高カロリーなもの・・・・私の推薦するものは、シチュウや具の多いみそ汁などがいいと思います。
推薦したメニューには理由があります。血液を胃に集中させず、カラダ、頭を早く起こすための温かい食品だからです。また、マルチビタミンのようなサプリメントを利用することにより、カラダの細胞にビタミンを送りこんだり、お茶などで自律神経を刺激することも大切です。
オレンジジュースやグレープフルーツなどを飲んだり食べたりすることも大切になります。
これは、エネルギーになる糖分やクエン酸、ビタミンCをカラダに補充したことになり、このことで筋肉・肝臓にグリコーゲンを貯蔵し、競技でバテないカラダにさせ、過度の緊張をほぐすために副腎にビタミンCを送り込むことになります。
(備考)
みかんやリンゴなどの果物には有機酸のクエン酸が多く含まれています。筋肉・肝臓のエネルギーはグリコーゲンですが、体内に多く貯蔵することはできません。競技で消耗したグリコーゲンを回復させるためには、ブドウ糖とクエン酸を一緒に食べることが回復を著しく高めてくれます。
現在、多くのスポーツ食品が販売されていますが、ほとんどのものが合成ビタミンを使用しています。もし、ビタミンCを摂取するためにサプリメントを購入される時は、天然果実100%のものを購入してください。
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今回説明した内容は、大きな競技会の時だけにするのではなく、トレーニング期間中の競技会でも実施することが大切です。突然、食事スケジュールを変更するだけでなく、いろいろな場面で対応できるようにすることが一番大切です。
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